本日10月7日は「山の講」という山仕事に携わる人々が山仕事の安全を山の神に祈る日となっています。本日はNPO山に生きる会の山の講に参加しました。水窪町森林組合でも実施されたそうです。
山の講は全国的に行われ、日程は地域によって異なりますが、2~3月に一度、10月~12月に一度、計2回行われることが多い印象です。
祭壇を設け禰宜様を呼んでおまつりするほか、山仕事に使用する道具を持ち出して、安全を祈ります。山の神が山に生えている木を数える日なので、この日は決して山には入ってはいけない、、などのいい伝えがあります。
また、NPO山に生きる会が設定した「水窪100山」についに完全踏破者(田中さん)が現れたため、山の講のおまつりの後には、その表彰式も行われました。水窪の山は、長い林道歩きが必要なところや、登山道がわかりづらいところも多く、ある意味百名山を踏破するよりも根気やリスク管理能力が必要になるかもしれません。田中さん自身、水窪の山を登るのは危険が伴うことも多いため、情報発信には注意を払っているとおっしゃっていました。これを2~3年で登られたというのだから本当にすごいです。
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