国指定の重要無形民俗文化財である西浦田楽が行われる前日、旧暦1月17日(新暦でいうと今年は2月17日)の「御開帳」といわれる行事を取材させていただきました。本来西浦地区の能衆の方々のみが粛々と執り行う、いわば「祭の前の準備」に密着させていただけてとてもありがたかったです。
自分も西浦と同じような規模の山間集落で育ったこともあり、
集落で(しかも世襲で)まつりを引き継いでいくことの大変さを想像して終始感慨深かったですし、誇るべきものだとも思いました。一説には1300年も続いていると言われているこのまつりの重みは、私が簡単に言葉にできるようなものではないので、是非実際に訪れてご覧になっていただけたら嬉しいです。
18日から19日にかけて一般開放して夜通し行う、いわゆる「西浦田楽」の本番ともいうべき田楽の舞は今年も行うことができませんが、来年以降、再開された暁には、私も晩から朝まで通しで参列したいと思います。
また別当に確認いただいた上で、記事や資料を作らせていただこうと思いますが、公開できる写真をひとまず掲載します。是非雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。
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