私の同僚で佐久間地域で活動している青島翔平さんを取材させていただいたので、紹介します。
<青島 翔平さん>
令和3年5月から活動開始。静岡市出身。
■ 観光業からの転身■
前職は観光業に携わっており、海外で仕事をしていました。コロナ禍の影響もあり仕事の先行きに不安を感じたこと、静岡の実家が農家ということもあり以前から中山間地域の暮らしに関心があったことなどが決め手となり、山里いきいき応援隊の隊員になることを決めました。 浜松市の中山間地域はどこも魅力的でしたが、特に佐久間地域の「海のものであるアワビを山で育てる面白さ」に惹かれました。「面白いことができる」という感触がありました。
■アワビ事業を通して■
自分は、養殖アワビの飼育や商品開発に関わる仕事を中心とした活動をしています。今は、アワビを乾燥させて、付加価値をつけて販売することに力を注いでいます。アワビをきっかけに佐久間に興味を持ってくれる人を一人でも増やしていきたいですね。
ほかにも、観光協会が主催する「さくまフォトコンテスト」の運営協力・事務作業支援、自身のブログを活用した地域情報の発信などの活動をしてきました。今後は、アワビの販売や広報に力を入れていきたいですね。佐久間アワビを他の地域産品と合わせてPRすることで、佐久間の商品が色々な人に認知されていくと良いと思っています。
ご時世柄、地域行事にまだあまり参加できていないので、地域行事が再開されるようになったら、積極的に盛り上げたいです!
<↓青島さんブログ ~ さくまWORKS ~>
https://sakumaworks.travel-pop.com/
【栗島こぼれ話】
佐久間は水窪のとなりの町であり、水窪と環境が似ている点も多いです。かつては、鉱山の採掘・精錬業、林業、佐久間ダムの建設などで多くの人が滞在する町でした。上流の山々から流した木材を佐久間の西渡(にしど)で筏に組んでさらに下流に流していたことから、道が発達していない時代の木材流通の要所であったことが想像されます。 水窪の70代の方が「おらのおじいさは、西渡まで渡船で運ばれてきた荷物を馬に載せて水窪まで運んでいたなあ」と話してくれたのを思い出しました。
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