国有林のグリーンサポートスタッフのパトロールに同行させていただくかたちで朝日山(1,692m)に登りました。朝日山は浜松市と長野県飯田市の境である兵越峠付近の登山口から遠州・信州境の尾根沿いを歩いていきます。
登るというよりは、尾根沿いをアップダウンしながら歩き、少しずつ上がっていく感じです。ある程度登ると一方はカラマツの人工林、一方はブナやカンバを中心とした天然林が長く続きます。
山頂付近は広くなだらかで尾根がわかりづらく、油断をすると方向感覚が狂ってしまうので要注意です。今回も目印となるピンクテープや布を登山道沿いの樹木に巻いてきたので、それらが見える範囲で散策するのが無難だと思います。
山頂付近でサワラ、イチイ、ヒノキの立派な天然木を見ることができるのが個人的なおすすめポイントです。天然ヒノキの老木は植栽されたものとは雰囲気が全然違うので、ぱっと見ヒノキとは判断が付かないほどでした。
これまで地域の山を歩く経験を何度もさせてもらっていますが、そのたびに昔から水窪の山を仕事場としてきた方々から当時の林業現場の雰囲気やエピソードを伺うのが何よりの楽しみになっています。
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