「麦秋の候」は日本の72候のひとつで5月31日~6月4日頃に当たるそうです。文字だけ見ると秋のイメージを持ちますが、麦はちょうど6月初旬頃に収穫を迎えるので初夏に当たります。
「麦秋の候」に当たる期間からは少しはずれましたが、6月に入って何度か地域の農家さんの大麦の収穫作業を経験させていただきました。
大麦の穂は非常に落ちやすいため、刈り取り・はざかけ作業のあとに地面に落ちた穂を拾う必要があります。「落穂拾い」というフランスの有名な絵がありますが、大麦の収穫作業を経験して初めてこの絵が何を描いているのかを実感できました。
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