束の間の晴れ間を利用して、春野町のおとなり、森町に行ってきました。前から気になっていた鍛冶島地区の「半夏生(はんげしょう)」の群生地が見頃のようだったので見てきました。
鍛冶島地区では、地域の方々が半夏生の生育地となる湿地を保全しており、昔ながらの農村風景と調和した散策路が整備されています。
ちなみに、日本の七十二候に「半夏生ず(7月1日~6日頃)」がありますが、ここでいう「半夏(はんげ)」はまた別の植物です。もともと「半化粧」と呼ばれていたものが、「半夏生ず」の頃に花を咲かすことから、「半夏生」に転じたとの説があるようですが、どちらにしても趣がある名前ですね。
半夏生のほか、町内の神社なども巡ってきました。日月(じつげつ)神社ではヒメヒオウギズイセンのオレンジ色が、天宮(あめのみや)神社では樹齢千年を超えるナギの樹が印象的でした。
森町は遠州の小京都とも言われる趣深い町であり、散策のし甲斐があります。youtubeで町の魅力が詰まった動画が上げられているので、興味がある方は是非見てみてください↓
コメントをお書きください